2021年12月16日木曜日

YADOLLAH

 YADDOLAHさんからクリスマスカード

かれからのメッセージ
「真理と愛のうちに、父なる神と主イエス・キリストからの
恵みとあわれみと平安は、わたしたちと共にあります。」
アーメン

2021年10月29日金曜日

MOHSEN

 10月27日(水曜日)

かれは耳下腺癌のため腔内に唾が出ませんので、
そのままでは、かれは話すことも食べることもできません。
かれは何度もゼリー状の潤滑剤を使っています。
かれは知覚過敏症のためいつも部屋は暗くして、窓は締め切っています。
かれは事故で痛めた足をかばうために、いつも椅子にすわっています。
また、かれは身体障害手帳を持っています。
かれの右側の耳の近くには肉腫(ガン)があります。
すこし血が滲んでいます。
かれはつねに痛み止め(モルヒネ)を服用しています。
そして、前立腺がんも進行しています。

わたしたちはこのような苦しみを見たことがありません。

かれは敬虔なイスラム教徒です。
かれは話しました。
「神様はいつもわたしを慰め平安をくださいます。」
「わたしには神様がそばにいるので、それだけで十分だ。」

わたしたちは神様のことを語るかれに圧倒されます。
兄弟姉妹の皆様!
どうかかれのために祈ってください。
(Francis)

2021年10月26日火曜日

OSEI

 10月25日(月)

わたしはあおぞら診療所に行きました。
被仮放免者のOSEI(ガーナ)さんが来ました。
かれは高血圧と肥満のために治療を受けています。
かれは肉が好きですが、
かれはお金がないのでパンやお米をたくさん食べてしまいます。
かれは仕事ができないのでストレスが大きいです。
野菜や果物などは高価で買えません。
きょう、かれは帰りの電車賃も持っていません。
わたしはかれにすこしのお金をプレゼントしました。
なにかおいしいものを食べてください。
(Francis)

2021年3月19日金曜日

YADOLLAH

3月19日(金曜日)

土浦裁判所でYADOLLAHさんの最終判決がありました。
弁護士や報道関係者が来ていました。
傍聴人は11人でした。 

かれの判決は懲役10ヶ月でした。
未決拘留期間の60日を差し引くと、かれは8ヶ月の刑務所服役となります。
かれは2階診療待合室の糞尿汚損による有罪判決となりました。
損害賠償額は約86万円ですが、ボランティア団体が支払ました。

かれは「入管の収容施設にはもどりたくない。」と言いました。
おそらく、かれは判決不服の訴訟はしないと思います。
(Francis)

2021年3月1日月曜日

FAISAL

FAISAL AHMED (BANGLADESH)
 
「こんばんは。
今バングラデシュの状況はとても厳しいです。
仕事もないし、物価も段々上がっている。
生きて行くのがとても大変です。
バングラデシュの政府は世界に向けて嘘ばかり言っているが、
実際、国民の半分はちゃんとご飯すら食べる事が出来てないです。
私の事は尚更、身体が自由に動かない、
とても困難で生きて行くのが精いっぱいです。」




兄弟姉妹のみなさん!
どうかかれのために祈ってください。
(Francis)

2021年2月25日木曜日

YADOLLAH

きのう、最終公判が土浦裁判所で行われました。
記者2人と傍聴者17人が入廷しました。

弁護士の説明では、
・かれは4年以上も長期収容されていた。
・18回の仮放免許可申請が理由もなしに許可されなかった。 
・かれは内部の勤務医からひどいことを言われた。
・かれはストレスのため精神的に衰弱しきっていた。
などの理由により、情状酌量を期待する。

検察官の説明では、
・かれは以前に刑事事件を起こしている。
・機器汚損等の被害が大きい。
・かれは再犯可能性が高い。
などの理由により、懲役1年を求刑する。

本人の話
・ストレスがいっぱいで、どうしたらいいのか考えられなかった。
・関係者のかたたちにご迷惑をかけて申し訳ない。
・自分の犯した罪がショックで夜も眠れない。
・前科のある立場もわかっている。
・普通の生活がしたい。

本日で結審となりました。
判決は3月19日となりました。

どうかかれが良い結果となりますように!
(Francis)

2021年2月4日木曜日

YADOLLAH

 きのう、土浦地方裁判所にいきました。
YADOLLAH(IRAN)さんの裁判がありました。
報道人や関係者がたくさんいましたので、一般の傍聴者は抽選となりました。
9人だけえらばれました。
こんかいは、結審(最終判決)となりませんでした。
また、次回に裁判がおこなわれます。

かれは仮放免の許可がなんかいもだめになりハンガーストライキをしていました。
かれは精神的におかしくなりました。
かれは自分の糞尿をビニールふくろにいれて医務室にまきちらしましたので、
建物や器物の損壊で、入管から訴えられています。

「牛久入管収容所問題を考える会」の田中代表が情状証人でした。
彼女はそのような行動をおこした背景や状況を説明しました。
わたしたちは、かれが情状酌量され、無罪となることを願っています。
(Francis)

2020年12月10日木曜日

XAYPHEANGCY

かれからの手紙の内容を紹介します。

かれの国籍はラオスです。
かれは難民認定され、結婚して16歳の娘がいます。
しかし、かれは犯罪を犯し、刑務所で2年ほどすごしました。 
その後、かれは東日本入国管理センターに収容されました。

かれは長期収容(1年半)されていたので病気になりました。
摂食障害・手足のシビレと腫れ・頭痛・睡眠障害・目の痛み
かれはこれらの症状改善のための薬をもらいました。
しかし、急にすべての薬がストップしました。
かれはフラフラになり自殺やハンガーストライキを考えました。

いつも、
かれは湿布薬と目薬を使用していましたが、何もなくなりました。
かれの手足はひどく腫れ強い痛みがありました。
かれは頭痛のために睡眠できませんでした。
そのため、かれは自殺を考え実行しました。
かれは早朝(4時12分)にトイレのドアに紐をくくり、
かれはバケツの上にのって首に紐をしばりました。
ちょうどそのとき、担当職員がきて未遂となりました。
その後、かれは懲罰房に拘束されました。
担当職員は落ち込んでいるかれをいじめました。

「このような人生は生きたくない。わたしは死にたい。
あなたにはわかりますか?わたしは死にたいだけだよ!」
これは、かれの手紙のしめくくりです。

兄弟姉妹の皆様!
どうかかれのために祈ってください。
(Francis)